2026年度グッドデザイン賞受賞の医薬研究支援ソフトウェア「研究ナビ」、クラウド版のPoC導入受付を開始

[東京都港区- 2026年11月2日]
〜製薬・バイオ企業、研究機関を対象に5社を募集。自社の文献・社内資料で効果を検証〜
インジェンタ株式会社(本社:東京都港区、以下「インジェンタ」)は、2026年度グッドデザイン賞を受賞した医薬研究支援ソフトウェア「研究ナビ」について、クラウド版(SaaS)のPoC(概念実証)導入の受付を本日より開始しました。
製薬企業、バイオベンチャー、大学・研究機関の研究開発部門を対象に5社まで受け付け、2027年2月末までの期間で、各社の文献や社内資料を用いて、実際の研究業務における有効性を検証いただけます。受付は2026年12月11日(金)までです。
研究ナビは、論文や社内資料などに分散する知識をGraph AIでつなぎ、AIの回答がどの情報に基づくのかを研究者自身が確かめられるように設計した、医薬研究向けのAIプラットフォームです。受賞の詳細は、下記の受賞のお知らせをご覧ください。
PoC導入プログラムの概要
研究ナビのPoC導入プログラムは、実際の研究テーマと自社の文献・社内資料を使って、研究ナビが研究業務にどう役立つかを確かめていただくためのものです。検証の結果をもとに、本格導入に向けた活用方法と課題を整理します。

実施の流れ
準備:検証の設計と利用環境の設定 検証する研究テーマと評価の観点を、ご担当者さまとすり合わせます。取り込む論文・社内資料を選び、企業ごとに分離された利用環境と、利用者のアカウント・権限を設定します。情報システム部門の方には、データの取り扱いとセキュリティの仕組みをご説明します。
利用:実際の研究テーマで使う 操作研修のあと、研究者の皆さまに日々の研究で研究ナビを使っていただきます。文書のアップロードから解析、検索、根拠の確認までを、お客様ご自身で行えます。期間中は定期的なお打ち合わせで、活用方法のご相談に応じます。
効果検証:結果をまとめ、次の進め方を整理する 評価の観点に沿って効果を検証し、結果をレポートにまとめます。本格導入に向けた活用方法と課題を整理し、進め方をご提案します。
評価の観点(例)
文献調査や情報の整理にかかる時間
回答の根拠(出典)の確認のしやすさ
社内資料や過去の検討結果の再活用
自社の研究テーマ・業務への適合度
実施概要
対 象:製薬企業、バイオベンチャー、大学・研究機関の研究開発部門
募集社数:5社まで
受付期間:2026年12月11日(金)まで(5社に達した時点で受付を終了します)
実施期間:2027年2月末まで(準備と効果検証を含め、開始から2〜3か月程度。開始時期はご相談のうえ決定します)
対象製品:研究ナビ クラウド版(オンプレミス版は個別にご相談ください)
お申し込み:研究ナビ公式サイト(https://navi.ingenta.ai/)のお問い合わせ窓口、または下記お問い合わせ先までご連絡ください。所属・研究領域と、検証したいテーマの概要をお知らせください。実施条件は、検証の範囲に応じて個別にご案内します。
※研究ナビの実機は、GOOD DESIGN Marunouchiで開催される「私の選んだ一品 2026」第2期(2026年10月31日(土)〜11月13日(金))でお試しいただけます。詳細は受賞のお知らせをご覧ください。
PoCで試せること
回答と根拠を、ひとつの画面で確かめる
研究ナビの回答画面は、「応答」「探索」「参照資料」の3つのタブで構成されています。「応答」でAIの回答を読み、「探索」で回答に関わる文献や医学用語(MeSH)のつながりをグラフでたどり、「参照資料」で出典を確かめられます。グラフ上の文献を選ぶと、種別・タイトル・出典・内容を表示します。
研究テーマごとに検討を積み重ねる 研究テーマ(「自分の研究」)ごとに、会話やブックマーク、参照した資料をまとめられます。PoC期間中の検討を、テーマ単位で振り返ることができます。
想定される活用例
新しい研究テーマの仮説探索:標的や疾患メカニズムについて質問し、関連する論文や医学用語のつながりをグラフでたどりながら、検討すべき仮説の候補を洗い出します。
社内の過去の検討と最新の知見の照合:社内の研究報告や実験記録を取り込み、公開論文とあわせて質問することで、期待した結果が得られなかった実験の条件や判断の経緯を、最新の知見と照らし合わせて見直します。
根拠を確かめながらの文献調査:回答ごとに出典を確認し、原文に戻って内容を確かめたうえで、調査結果を整理します。
※上記は想定される活用例です。PoCでは、各社の研究テーマに合わせて検証の範囲を設定します。
PoCでのデータの取り扱い
PoCで利用するクラウド版では、文書データを国内(東京リージョン)のクラウド環境に保存して企業ごとに分離して管理し、生成AIには入力データが学習に利用されない条件のAPIを用いています。アクセス権限の設定、通信の暗号化、操作ログの記録など、研究データを安全に扱うための仕組みも備えています。秘密保持契約の締結や、PoC終了後のデータの取り扱いは、開始前に取り決めます。
研究データを社外に送信せずに運用したい場合は、お客様の社内サーバーで運用するオンプレミス版について、個別にご相談ください。
今後の展開
インジェンタは、PoCを通じて、研究ナビが役立つ場面と課題の両方を各社の研究者の皆さまとともに確かめ、得られたご意見を製品に反映してまいります。クラウド版の正式版(サブスクリプション)は、2027年の提供を予定しています。
インジェンタ株式会社について
先端AI技術の現場導入に向けた精度実現と導入伴走支援を強みとするAI企業です。Deep Learningに加え、Graph AIを活用した複雑な知識構造の解析・活用を通じて、研究開発や業務高度化の領域で複数の実装経験を有しています。 医療・製薬や製造分野を含む高い専門性が求められる領域において、精度と実装性を両立したソリューション開発に取り組んでおり、国内外の知見を踏まえながら、企業ごとの課題に応じた柔軟なAI導入支援を行っています。2026年には、経済産業省およびNEDOが主導する生成AI社会実装プロジェクト「GENIAC-PRIZE」においてファイナリストに選出されました。
本件に関するお問い合わせ先
インジェンタ株式会
社事業開発担当マネージャー 岡本 光由
(本プレスリリースの内容は発表日時点のものであり、予告なく変更される場合があります。)






